昨日の続きです。
九州電力さんの「再生エネルギーの受け入れの回答を保留する」発表があって以来、今年はあわただしい1年になりました。
ソーラーパネルを屋根に載せている会社さん、個人さんは気になって眠れない日もあったことでしょう。
私も家を建てる計画をしてからというもの、このニュースに振り回された日々でした。
現時点では、経済産業省が再生エネルギーの買い取り再開を促す政策を進めているようですが、まだまだこの問題は長引きそうです。
まずは来年2月に発表される、買い取り価格がどうなるか注目ですね。
10KW以上はこれまで、40円→36円→32円と年々下がってきましたから、下がるのは当然だとしても・・・
次も4円下がって28円になるのか、それともグンと下がって10円台になってしまうのか、まだ分かりません。
ただ、私がここで言いたいことは、
「電力会社って10社ありますが、その規模が違いすぎる。」
ということです。
昨日のグラフを見ていただける分かりますが、東京電力さん、関西電力さんの2社で日本の発電量の半分をまかなっています。
中部電力さんを入れると、この3社で日本の発電量の63%を供給しています。
そんなことを考えていると、12月19日金曜日にこんなニュースが出ました。
この記事の中に、
「東京、中部、関西、すでに指定済みの北海道の4電力を除く6社が対象になる。」
という文言があります。
つまり、「中断できる期間を、30日から無期限にする。」という政策は「東京、中部、関西は除く」そうです。
そうです、この3社は日本の電力発電量ベストスリーなんですね。
この記事を裏読みすれば、
「規模が大きい電力会社は、まだ太陽光発電を受け入れる余地がある。」
とも読めます。
東京、関西、中部地方は工場がたくさんあり、人口も多いところです。
電力需要が旺盛なので、太陽光発電で作った電気を買い取る体力はまだまだあるということでしょう。
でも「今のうちは」という条件付きですが・・・。
電力会社のお話は・・・・これにて、おしまい。