我が家には20畳ぐらいの広いLDKが出現する予定です。
でも木造在来工法なので、
「そんなに広い空間はとれないよ。」
「どっかに柱か壁を置かないとダメだよ。」
と言われそうです。
実際以前の図面でもそんなやりとりがありました。
「じゃあ、あらわしの柱(見せ柱)でお願いします。」
と言ったところ、
「そうなると耐火基準が・・・」
とかなんとか言われたことがありました。
なんでも法律の決まりごとがあり、それをクリアできないとダメらしいんです。
そこで、検索検索!
「
省令準耐火構造とは?」
にはこんな文章があります。
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「木住協、「あらわし」可能な省令準耐火構造の仕様承認を取得」の文字が!
何とかなるかも!と期待しながら木住協の仕様を調べてみると、屋根、外壁、内部の壁・天井の扱いは住宅金融支援機構と同様で、加えて柱や梁の露出が可能というものです。
光が見えてきました。(^-^)
木住協とは、(社)日本木造住宅産業協会のことです。
木住協の仕様にのっとり、木住協加入の工務店が施工すればOKだそうです。
幸い、今回予定している工務店さんが木住協に加入していたので、LDKのデザインはそのまま進めることができ、一安心となりました。
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「
火災保険という足かせ」
にはこんな文章があります。
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省令準耐火にすると火災保険は一般のH構造に比べて半額以下になり、
施主にもメリットがあるが、ただそう言って、折角の木造を全てボードで隠すのも本末転倒なので、
これまでは省令準耐火は使わなかったが、木住協仕様にすれば現しも可能になったので、
今後は積極的に省令準耐火も取り入れていきたい。
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「省令準耐火構造」って、火災保険や住宅ローンまで話が広がってくるらしいです。
でも結局のところ、あらわしの柱も無理ではないらしい・・・
今度の打ち合わせは、この話になるだろうから勉強しておこう。