打合せはスムーズに進み、こちらの希望はほぼ聞き入れてもらえました。
最大の悩みであった北の「欠け」も、なくてもいいそうです。
道路斜線制限もクリアできそうだし、天空率というものを使えば多分大丈夫だとの設計士さんのお言葉をいただきました。
「ヤッター!」
思わず心の中で叫んでいました。
これで安定的な形の家ができます。
それに太陽光パネルが80枚載ることが、この瞬間に決定しました。
当初、イシンホームさんで家を建てると決めた最大の理由が太陽光発電でした。
ですから、「ソーラーパネルを多く載せる」のが最優先!
ここまで来るのに何度打合せを重ねてきたことでしょうか・・・
この日の打ち合わせはトントン拍子にいろんなことが決まっていきます。
これは、設計士S氏が優秀であるからに違いありません。
「だいぶ固まってきたな。」
そう思った矢先。
設計士S氏「えっと、建蔽率は大丈夫ですよね。」
さぶろう「はい、問題ありません。」
私は3Dマイホームデザイナーを毎日いじってましたから、建蔽率はクリアできていることを自信を持って答えました。
3Dマイホームデザイナーは、自動的に建蔽率を計算してくれるんです。
設計士S氏は電卓を叩いた後
「ちょっと待ってください。あれ、建蔽率オーバーしてません?」
と顔を上げました。
さぶろう「そんなはずはないんですが・・・」(・_・;)
設計士S氏「いや、これ、オーバーですね。」
さぶろう「えー、ほんとですか?」(・_・;)(・_・;)
建蔽率オーバーとなると、建築面積のどこかを削らなければなりません。
せっかく北の「欠け」がなくなったのに!
さぶろう「えー、どうしよう・・・」(・_・;)(・_・;)(・_・;)
この日最大のピンチが訪れました。
つづく