最近は地鎮祭を省略する人が多いらしいですが、これはやったほうがいいですよぉ。
「これから自分の家を建てるんだ!」という決意を新たにすることができます。
同時に「一家を支えなければならない」という心地よい責任感を、ひしひしと感じる瞬間でもあります。
建て売り住宅を買う人や、マンションを買う人は、地鎮祭をやることはありません。
地鎮祭は、一戸建ての注文住宅を建てる人だけに与えられた滅多にないチャンスだと思うんです。
せっかくの日本古来から伝わる儀式をやらないなんて、もったいないと思います。
やはり、長く続いているからには理由があるはずです。
「土地の神様を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得、工事の無事を祈る儀式」が地鎮祭の目的だそうです。
やはりそんな気持ちに自然になりますよ、儀式の最中には。
そして終わった後、「地鎮祭やってよかったなあ。」と心から思いました。
「その土地の神様にお許しをいただいた。これでやっと家を建てられる。」
そういう安堵感がジワジワと湧き出てきます。
一つの区切りとして、やるべき通過儀礼・・・それが地鎮祭だと思います。