我が家の2階南側の部屋は、勾配天上になってます。
一歩入ると「広い!」と感じます。
人間の感覚って不思議ですね。
同じ広さでも、天井高が違うだけでとても広く感じます。
その部屋は天井を斜めに張ってあるので、梁が見えるようになってます。
「見せ梁」と言いますが、ふつうは天井に隠れて見えない梁を、わざと見せるやり方です。
今回家を建てるにあたって、是非取り入れたいポイントでした。
この「見せ梁」どうなったかを工程順に見ていくと・・・
1、天井を貼った段階↓
見せ梁には傷がつかないようにビニールが巻いてあります。
まだこのときは材木のままです。
2、「見せ梁」に石膏ボードを巻いて、その上にパテ処理をした段階↓
省令準耐火仕様の家は、木材は全部石膏ボードでつつまないとダメなんだそうです。
3、木目調のクロスで巻いて完成↓
ドアやクローゼットと同じ色にしました。
存在感がある梁です!
写真は全部同じ部屋です。
木目調の梁が部屋を引き締めてくれます。
と同時に、安心感があり落ち着ける部屋になります。
この家を支える「大きな梁が見える」ことによって、この家の「頑丈さが強調される」からでしょう。
しかも、天井と接する斜めのラインが、天井の角度をはっきりさせてくれます。
「見せ梁」がこんなにもいいんだとは・・・想定外でした。
これから家を建てる計画の方は、取り入れてみてはいかかでしょうか。